琉球バス 元スクールバス車両の「みらい」

終点に着いたばかり 日野U-HT2MMPAA
那覇バスターミナルにて 撮影・ページ管理者
はじめに
「このページは、ページ管理者が管理者のホームグラウンドを走る琉球バスの元スクールバス用車両を個人的に応援しているページですので、所属する琉球バス様とは何ら関係ないよ〜んだっ!!!(だからって、実際に問い合わせは勘弁してください。あくまでも個人応援の範囲ですので)
ちなみに、写真の版権は駅長にあるんだべさ。だから、無断転載は勘弁してくれ!!!」とページ管理者が云っていました。
車両について
昭和61年、琉球バスの米軍輸送部所有車両・日野RE101は昭和53年7月30日・交通方式変更の関係で投入された車両の為、バス車両そのものが一部老朽化を迎えており、それに代わる新型車両投入に伴うサービス設備改善などをふまえる高性能化を検討していた。その置き換えの為に登場したのが日野ブルーリボンタイプの車両であった。この車両は米軍特定輸送(主に在沖米軍基地内の住宅から基地内の小学校や中学校などに通う生徒の輸送)用として導入された為、室内には保安監視目的にと思うが家庭用ビデオカメラを装備した程度で、カラーリングは琉球バスの路線バス一般色と同じパターンでありながらオレンジを基本としたカラーリングとなっており、一般用車両と一線を画していた。運用の際は乗務員の他に米軍関係者(もしくは基地内の学校職員か?)とおしき人物が添乗しており、基地内住宅の指定された場所で学生を乗せて基地内にある学校を目指して走ってたのですが、実際の所は流石の管理者でもわかりません。
時は流れ、平成13年7月には米軍輸送は業者の更新を検討しており、公平に行う為落札方式によるものとし、落札の結果、東京・新宿のビル管理会社・セノンが米軍輸送の運用権を獲得し、琉球バスは米軍輸送からの撤退せざるを得ない状態になってしまった。運用最終日後、当該車両は北谷・ハンビータウン向かいのキャンプフォスター内の空き地に全車保留車として一旦留置され、その後、車齢の関係上直接廃車にするわけにいかないので、全般検査後は第二の就職先となる一般路線バスに転用すべく改造工事が行われ、米軍輸送時を象徴する監視目的の家庭用ビデオカメラの撤去、路線バスに必要な運賃表・運賃箱の新設(一部は余剰となっていた日産ディーゼルU20H改からの発生品を再利用する為、改造コストの低減及び工期短縮に努めた)、停車予告のブザーを押すと必ず点灯する「つぎとまります」の表記装備などの内装工事が行われた割には、外部は運用区間のサボ受けの設置、一般乗用シールの貼り付け、スクールバスである事を示す表記看板の撤去といった工事に留まり、塗色変更はされないまま残った。
こうして転用工事を終えたバスは88系統宜野湾線運用を皮切りに、北は名護、南は糸満と那覇行運用といったエリート運用に徹するようになった。一時期、予備車不足で急遽入ったローカル運用で75系統石川北谷線の運用に就いていた時期があった(何故か方向幕は準備されていた)が、最近は那覇行運用のエリート運用に戻るが、21番の運用見直しにより新たに26番・名護こどもの国線の新設により一時期消えたローカル運用が復活した。
なお、件のセノン受け持ちの米軍輸送バスは、本家・アメリカのスクールバスと同じカラーリングで、外部スピーカーがついていないのが特徴で、系統案内は221系の運行番号表示機と同じデジタル風が使われている。なお、窓ガラスはスモークがかかっており、車椅子対応のマイクロバスタイプも少数であるが配備されている。
シャーシーに関しては、通常の日野ブルーリボントップドアだが、28・29系統読谷線用の車両(日産ディーゼルU-UA440NSN)はマスクと後ろがブルーリボンと顔つきが異なり5台のみの少数派である。
なお、車両の特徴は以下の通りである。
車両の特徴
カラーリングなど
基本的には米軍輸送部時代と何ら変わらないのが特徴。(全車両)
最近は広告ラッピングを施す車両が登場し賑やかになった。
小変化
タイヤのホイールの色について、2種類あるのはご存知だろうか?一つは下記写真の通り、ホイールが青い色の車両と、白い色の車両が存在(これについては別記)し、ホイールの色問わず車体後部及び右側車体後部(非常口附近)に「琉球バス」表記シールが貼られている車両が存在する。後者の方は後部に張られているため、全車両にはまだ施されていない。なお、このシールの貼る位置は730車と同じパターンで、このあたりが730車の影響である。
運行範囲
基本的には那覇バスターミナルを軸に名護・具志川・こどもの国・浦添・宜野湾・琉大・屋慶名・読谷・百名・玉泉洞(おきなわワールド)・糸満と広範囲にわたって活躍している。駅長推理では中北部でしか活躍していないと思っていたが、南部でも活躍しているのには正直言って驚いた。なお、駅長確認によると、所定車両のやりくりがつかなかった為リゾートホテルへのリムジンバス<芭蕉>運用や75系統の運用の他、高速バスの運用に就いた事があるが芭蕉号と75番運用は現在設定がない。
当該路線は以下の通りである。ちなみに、駅長が真面目(一部サボりアリ)に調査した(?)結果である。
なお、200番台はおもろまち駅乗り入れである。
| 系統 | 路線名 | 起点 | 終点 | 備考 |
| 20 | 名護西線 | 那覇 | 名護 | 嘉手納回りの名護行路線。西海岸ルートはリゾート色が強い。 |
| 21 | 名護東線 | コザ周りの名護行路線。20番と対照的に近郊路線が強いが運用本数が大幅に減った まさに地味な存在。 なお、20番共々名護は北海道日本ハムのキャンプ地(名護バスターミナルが近い)である *カッコ内は最寄バス停 |
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| 23 223 |
具志川線 | 具志川 | 大山回りの中部方面メインルートで上り朝の本数が多い。 つり銭払出運賃箱搭載車限定運用で、特急バス専用の車両がやりくりできなくなった場合のみ特急運用あり。 しかし、223番がおもろまち駅で打切りとなる |
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| 27 227 |
屋慶名線 | 屋慶名 | 宜野湾市役所前経由の中東部海岸へ旅立つ路線。 227番がおもろまち駅で終わり。 |
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| 28 228 |
読谷線 | 読谷 | 楚辺(そべ)経由(一部コンベンション)で、読谷方面はこれがメインルートと考えた方がいい。 かつては残波岬まで足を伸ばしていたが、今は設定がない上228番がおもろまち駅でカットされる |
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| 29 | 喜納回りの路線。28番と比べて地味な存在で本数が少ない。 | |||
| 89 | 糸満線 | 糸満 | 南部方面のメインルートであるが、航空隊経由と那覇西高校経由もあるため時刻表には注意が必要! | |
| 50 | 百名線 | 新原ビーチ | 東風平(こちんだ)回りの南部の真ん中を走り、(那覇からだと)路線後半は海岸線 | |
| 51 | 船越回りでこれも南部の真ん中を走る。目指すは南東部の海岸・新原ビーチ!!! | |||
| 53 | 志喜屋線 | 志喜屋 | 新原ビーチ経由の志喜屋行ルート。 終点で38番と接続しているので、上手く使えば知念方面や久高島(船を使うことになる)へ行けます。 |
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| 54 | 前川線 | 玉泉洞方面 | 実質循環線でおきなわワールドに着いたら那覇市方面へ旅立つが、今年に廃止されるという噂が | |
| 83 | 玉泉洞線 | これこそほんまものの玉泉洞線!!! | ||
| 22 | 那覇 こどもの国線 |
こどもの国 | 21番の利用状況を勘案し、なおかつ子供の国アクセスの任務を持った折衷路線 なお、21・26番は阪神の一次キャンプ地である宜野座(中央公民館前)を通る *カッコ内は最寄バス停 |
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| 26 | 名護 こどもの国線 |
名護 | ||
| 120 | 名護西 空港線 |
那覇空港 | 車両が20番と共通運用である関係上、那覇空港まで足を伸ばす事もある。 | |
| 123 | 石川空港線 | 石川 | 観光バスタイプ車両の遣繰りが難しい時に助っ人として代走。 | |
| 113 | 具志川空港線 | 具志川 | ||
| 110 | 長田具志川線 | 那覇 | 27番を区間短縮した新規路線。運行開始は2月20日。 | |
| 112 | 国体道路線 | 那覇 |
具志川 | バイパス・美浜・桃山経由とかなり大変だが、2月名物プロ野球キャンプ地を巡り回る。 浦添(浅野浦)=東京ヤクルト、宜野湾(市営球場前)=横浜(親会社が東京放送) 北谷(軍病院前)=中日、沖縄(諸見)=広島*カッコ内は最寄バス停 |
| 90 290 |
知花線 | 沖縄市知花を経由し普天間・バイパスを経由する。 290番はおもろまち駅で打切り |
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| 63 263 |
謝苅線 | 北谷町謝苅(じゃあがる)の勾配が碓氷峠顔負け 但し、乗り物酔いの方は考え物です! かつては嘉手納行だったが、平成6年に終点が具志川に変更。ちなみに263番がおもろまち駅で打切り |
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| 88 288 |
宜野湾線 | 与根 | 宜野湾 | 55番とは全く別のコース。目的地は同じ 288番はおもろまち駅まででカットされる |
| 55 | 浦添線 | 浦添のパイプライン〜宜野湾コンベンションエリアを走る近郊運用が強い 那覇バスターミナル始発が3本残っている |
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| 56 |
西原 浦西団地 |
行先が2種類あるので利用の際は注意が必要。 利用の前に時刻表をよく見ておこう! |
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| 98 298 |
琉大線 | 琉球大学北口 | 読んで字の如く琉球大学へのアクセス。しかし、298番がおもろまち駅で打切りである。 那覇バスも運行しているがコースが首里経由と若干違う |
(注)55/56/98/88番については、与根営業所始終着であるが、方向幕やサボが我那覇(豊見城市)と書かれている。
カラーについて、平成18年上半期頃から本土からの転入車と同じカラーリングに変更された車両が登場した。
塗り替えと言っても、バスの車両数や検査の関係などで全部の車両が塗り替えを終えるのには時間がかかるものと思われる。元米軍輸送部色のカラーも、数年のうちで過去帳入りされる可能性は低いとはいえない。元米軍輸送部のカラーが見られなくなるとしたら非常に残念な事である。
平成18年3月時点では沖22か2079のみが確認されている。
車両配置表(平成15年8月の時点)
| 車号 | ホイールの色 | 年式 | 形式 | 運用 | 配置区所 |
| 沖22か1954 | 青 | 昭和61 | 日野P-HT236BA | 名護東・こどもの国 | 名護出張所 |
| 沖22か1955 | |||||
| 沖22か1956 | 未調査 | ||||
| 沖22か1957 | 未調査 | ||||
| 沖22か1958 | 青 | ||||
| 沖22か1959 | |||||
| 沖22か2079 (先日、塗り替えられた) |
未調査 | 昭和62 | 予備車 | 与根営業所 | |
| 沖22か2080 | 青 | 名護東・こどもの国 | |||
| 沖22か2081 | |||||
| 沖22か2082 | 予備車 | ||||
| 沖22か2083 | 未調査 | 名護東・こどもの国 | 名護出張所 | ||
| 沖22か2084 | 白 | 具志川・国体道路 (前者は急行・特急含む) |
具志川営業所 | ||
| 沖22か2085 | 未調査 | ||||
| 沖22か2086 | 白 | ||||
| 沖22か2087 | 未調査 | ||||
| 沖22か2088 | 白 | ||||
| 沖22か2089 | |||||
| 沖22か2090 | 未調査 | ||||
| 沖縄22き150 | 青 | 平成元 | 日野P-HT233BA | 屋慶名線 | 与根営業所 |
| 沖縄22き151 | 白 | ||||
| 沖縄22き152 | 青 | 謝苅線ほか(小生確認) | |||
| *沖縄22き153 | 未調査 | ||||
| 沖縄22き154 | 未調査 | 屋慶名線 | 具志川営業所 | ||
| 沖縄22き155 | 青 | ||||
| 沖縄22き156 | |||||
| 沖縄22き157 | |||||
| 沖縄22き158 | |||||
| 沖縄22き159 | 糸満線 | 糸満出張所 | |||
| 沖縄22き301 | 平成3 | 日野U-HT2MLAA | |||
| 沖縄22き302 | |||||
| 沖縄22き303 | 未調査 | 百名エリア線 | 百名出張所 | ||
| 沖縄22き304 | 青 | ||||
| 沖縄22き305 (片面広告ラッピング) |
青 | 浦添線(牧港・浦西団地) | 与根営業所 | ||
| 沖縄22き306 | 青 | ||||
| 沖縄22き307 | 百名エリア線 | ||||
| 沖縄22き308 (広告ラッピング) |
浦添線(牧港・浦西団地) | ||||
| 沖縄22き309 | 未調査 | 予備車 | 宜野湾出張所 | ||
| 沖縄22き310 | 未調査 | 宜野湾線 | |||
| 沖縄22き419 | 青 | 平成5 | 日野U-HT2MPAA | 具志川・国体道路 (前者は急行・特急含む) |
具志川営業所 |
| 沖縄22き437 | |||||
| 沖縄22き438 (広告ラッピング) |
|||||
| 沖縄22き439 | 未調査 | ||||
| 沖縄22き440 | 未調査 | 知花線 | |||
| 沖縄22き441 | 青 | ||||
| 沖縄22き477 | 平成6 | ||||
| 沖縄22き478 | |||||
| 沖縄22き479 | 白 | ||||
| 沖縄22き480 | 青 | 那覇営業所 | |||
| 沖縄22き481 | |||||
| 沖縄22き487 | 平成7 | 日産ディーゼル U-UA440NSN |
読谷エリア線 | 読谷出張所 | |
| 沖縄22き488 | |||||
| 沖縄22き489 | |||||
| 沖縄22き490 | |||||
| 沖縄22き491 | |||||
| 沖縄22き577 | 平成9 | 日野KC-HT2MMMCA | 予備車 | 具志川営業所 | |
| 沖縄22き578 | 未調査 | ||||
| 沖縄22き579 | 未調査 | 謝苅線(小生確認) | |||
| 沖縄22き580 | 青 |
*前面行先表示機がLEDに換装済
あとがき
そんなこんなで元米軍輸送の車両を紹介したが、このコラムは管理者のデビュー作・琉球かりゆし鉄道HPで紹介しましたが、管理者の思惑により「Takaboh's
Island」に引っ越して再出発となりました。個人的には今や「見慣れた車両」になった為細部撮影がおろそかになったのが反省点です。
5月から細部調査をやるようになりまして、まずはホイールを調査していますが、色だけでも調べるのも大変やなと改めて感じた次第であり、細部調査の難しさと苦労を改めて感じました。現在も細々とではありますが調査中です。
なお、写真については後日改めて紹介します。
参考文献・バスマガジン#2号
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