私鉄電車は117系の応援団
117系のホームグラウンドの一つ、関西。関西は古くから「電車」による運転が盛んで、京都〜大阪だけでもいかに早く着くのかだけでも壮絶な歴史がある。
古くは新京阪(今の阪急電鉄)のP-6VS鉄道省(現在のJR西日本)52系流電とのデッドヒートから、現在の阪急電鉄6300系(いずれ9300系に主役の座を明け渡す運命にある)VSJR西日本223系VS京阪電鉄3000・8000系(こいつらのみ、E217系サロE216・217などでお馴染みのダブルデッカーがある)の3つ巴などが典型的な例である。
117系が登場した頃の京阪神の私鉄電車について簡単に紹介させていただく。
阪急電鉄
京都線
6300系
117系が登場する前の、昭和50年に登場した京都線専用特急電車。基本的には2800系を踏襲しているが、2800系と決定的に違うのは、電話機の設備である。勿論2800系には搭載されていない。
ちなみに、6300系の最終生産グループが6330系で、6300系と性能のみ若干違うのみで、外見が6300系そのものである。しかし、国鉄が分割民営化した後に登場した221・223系の登場により6300系そのものが性能的にも二昔の電車になってきているため、9300系に引導を渡される日は、そう遠くないのかもしれない。ちなみに東急8500系とは同期生。
模型では、16番では京都模型とカツミ、NではKATO(現行品では「すみれマーク(今命名)」に変更されているのはさすがである)からそれぞれリリースしている。
おまけ
京阪神急行電鉄(今の阪急電鉄)
2800系
昭和39年5月に登場した京阪神急行(以下阪急!当たり前だッッッ!!!)が誇る京都線専用特急電車。
ライバルの京阪では1900系が登場しイメージアップに貢献しているが、阪急ではそのような専用車両はP-6や兄貴分の2300系などのロングシート(P-6は別ッ)で「急場しのぎ」をせざるを得なくなった。今でいえば、東京から宇都宮・高崎・茂原・木更津・友部・小田原くんだりに向かうのにロングシートで揺られながら行くようなものと、ある意味「同類項」なのかもしれない。
それがサービスダウンに繋がりかねないと危惧した阪急は、急遽京都線専用特急電車の開発に着手。そのような背景で誕生したのが2800系であるが、単なる「急造電車」ではなく、性能を2300系並にして内外装とも高性能で、特別料金一切不要の車両としては、高級品であった。
昭和46年以降から冷房化が進むが、量産そのものは昭和47年で終了した。
しかし性能的にも高性能化が進むようになり、昭和50年、2800系はついに京都線専用特急電車の「椅子」を6300系に明け渡す事になり、3ドア改造を受け、京都線の特急系統以外の運用につき、さらには嵐山線などの運用で余命を過ごす事になり、平成7年ごろには2800系は阪急を卒業する事になった。
模型(Nゲージ)ではGMが商品化されているが、下手すれば「ARIIが商品化」という話が現実になっても可笑しくないのが現状である。京浜急行1000系(旧バージョン・赤い電車がNで商品化の恐れアリ)がその例である。京浜急行旧1000系の2の舞いになんてこと・・・、ありませんよね?
今回はここまで。京阪電鉄3000・8000系についてはいずれ紹介したい。
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